新事務所[anosoko](あの倉庫)完成!
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この倉庫に引っ越してきて1年。ようやく改装が終わりました。と言っても、1年かけて改装したわけではなく、なかなか着手できずにいたのです。そしてようやく2020年1月22日。晴れて再スタートを切ることができました。
愛情込めて作ったこの空間は、私にとっての秘密基地。秘密基地は内緒の場所にあるのが常。そんなことでこの場所の愛称を「あの倉庫」に決めました。「僕らしかしらないあの倉庫」みたいな、秘密を共有しているワクワク感を表す名前です。大切な方を特別にお招きしたいという気持ちを込めています。
「あの倉庫」はネオアンティコスの事務所ですが、何かしらのイベントごとやギャラリー的な使い方もできたらいいなと考えています。
これからその辺りを考えながら運営していきたいと思っています。
前置きが長くなりましたが、空間の写真を撮りましたのでどうぞご覧ください。
もともとは酒造会社の作業場だったんですが、長い間使われていなかったようで、改装前はボロボロでした。。
打ち合わせやワークショップなどができそうです。格子窓の向こうは私の仕事部屋です。
オリジナルのものもあるので、オーダーがあれば作ることもできます。
穴が空いた壁がチャームポイント。あちら側にも素敵な空間が。
こんな感じでロフトと下の階が見えています。
反対側から見るとこんな感じ。あっちとこっちは別世界です。
エントランスと階段ルームを打ち抜いてワンフロアにしました。壁の壊し方にこだわっています。廃墟感が出てますでしょ?
1階部分。ものはあまり置いていません。イベントやアートショー、撮影、なんでもできそうです。
作ったお酒を貯蔵していた冷蔵庫だった場所。ここは美術館にしました。
真っ白な空間でアートを楽しんでもらいたいです。
配電盤でしょうか。よくわかりませんが旧工場の設備です。あえてこういうものは何もせず残します。周りが変わることで生きてきます。
塗装屋さんのペンキ用バケツはプランターに。
照明はヨーロッパアンティークを。
自身の作品も少し並べています。
床にも遊び心を加えました。ペンキと新聞で歴史感を少々。。
塗装屋さんにお願いした特殊塗装。アートな塗装をされる貴重な職人さんです。
アーティフィシャルフラワーとドライフラワーでアレンジを作りました。まぁ、挿してるだけですが。。錆びたタイヤチェーンがアクセントになっています。
コンクリート壁を崩れた風に壊して、出てきた鉄筋をアレンジしました。コウモリランをあしらって、シャビーな雰囲気に。
昔作った自分用看板。飽きずに使えています。
外はこんな感じ。いい写真が撮れます。
玄関ドアは真っ白に。
あちこちに落ちていた装置からギアを拝借してディスプレイ。
お向かいの壁に這うツタ系の植物が素晴らしいです。夏には緑に茂り、秋には紅葉。冬には落葉して掃除が大変です。。
改装前、物が溢れていました。
なかなか方針が決まらなかったので、とにかく決めすぎず、ひとつずつ工程を進めながら、空間を整えていきました。
事務所部分の壁ができたときの様子。ちょっと途方に暮れたりもしました(笑)。。