店舗デザイン【米穀店】
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鳥取県境港市、水木しげるロードの一筋隣の通りにある老舗、「柏木米穀店」さん。空間デザインとディレクションをさせていただきました。
白い壁と古材、ドライフラワー、米、大豆製品。それぞれが佇むように、それぞれの場所に落ち着いています。
一粒一粒のお米を大事にする心が集まって、大きな米文化を作っている。日本人らしさのようなものを表現できたらと思いながらロゴデザインしました。
米離れが叫ばれる昨今ですが、米文化を大切に色濃くしていこうという気持ちを徐々にお米の色が濃くなるグラデーションで表しています。
ご友人がアレンジされたドライフラワーが各所に。照明が作る影まで考えてレイアウトしていただいています。
フランス製のアンティーク照明。事務所コーナーにあります。
小物のレイアウトも店主さんとご友人が担当してくださいました。モノが纏う空気は何かとくっつきたがっていて、何かとは離れたがっています。その距離が絶妙の時、凛とした空気というものが生まれるのではないでしょうか。「間」というのはそういうことかも知れません。素敵なレイアウトです。
外観は正面看板、建具、などを変更。
シャッターボックスをバーンウッドで隠しました。塗装屋さん、建具屋さんと一緒になって考えた木製建具はダメージ具合と色味に注力しました。
バーンウッドにレーザー彫刻して作ったA型看板。そして、端材と5寸釘で作ったOPEN看板。裏返すと「配達中」の印字がしてあります。
ちょっとしたことですが、少しでもお店の雰囲気が良くなればと作りました。
改装前の正面写真
改装前店内
完成予想パース(toiletの綴り間違ってます。。)